2010年5月アーカイブ
- Selling to Big Companies/Jill Konrath
- ¥1,325
- Amazon.co.jp
企業は従業員を育てます。
企業にはそれぞれ個性がありますので 同じ日本人同士でも行動や判断が異なるのですが、私は最初アメリカから日本の企業に就職した時、それが良く理解出来ていませんでした。
その為、他社に営業に行くと予想とは異なる回答が出されたり、 想定外の対応を取られたりして戸惑ったモノです。
この様な疑問を持っている人間は私だけではありませんでした。 実は欧米でも同様に企業文化の違いに戸惑いを覚える人は結構いるのです。
ところで、大企業から受注することが出来ると発注量がまとまっていますので、取引先は大企業の方が良い・・・と思われる方いらっしゃいませんか?
それを実現する為の方法がこの本に書かれています。
改めて書くまでもありませんが、大企業と取引を行うと以下の様なメリットがあります。
・発注がまとまった大きな数で入ってくる。
・取引を行うことで自社のステータスがあがる。
・一つの事業部や拠点から受注することが出来ると、それを足がかりに他の事業部/拠点への拡販が容易になる。
・一つの大企業との繋がりが出来るとその競合の大企業からも引き合いが来る様になる。
・異業種の大企業との取引も出来る様になる。
・毎月安定した数量で発注を受けられる様になる。
・・・良いことづくめですね? 是非頑張って実現してみましょう。 欧米企業は日本企業の様に社格や過去の実績を気にしません。
現在御社がどの様な魅力的な商品を持っているか? 如何にコンペティティブか? が問われます。 真の実力主義と言って良いでしょう。
実力はあるんだけどなぁ・・・とお悩みならば、一度 私にご連絡下さい。 共にどうすれば欧米の大企業と付き合える様になるか考えてみましょう。 ご連絡はこちら からお願い申し上げます。
半年くらい前になりますが、ある業者様からお声掛け頂き「おねしょ対策グッズ」の海外向け販売サイトを立ち上げました・・・。
最初に その話を聞いた時は頭をぶん殴られた位のショックを受けましたが、調査の結果 需要があることが判明しましたので 販売サイトを構築し立ち上げたところ たったの3ヶ月で日本の倍の売り上げを一月の間で達成することが出来たそうです・・・。
私も正直マニアックな商品だったことから これほどすんなりと売りあげがあがることは想像していませんでしたが、 需要を徹底的に精査し米国人の好みに合わせた英語販売サイトを構築し一生懸命SEO対策を取られたのが、この良い結果をうんだものだと信じております。
米国では、日本ではありきたりな商品が飛ぶ様に売れることは決して珍しくありません。
人口も日本の倍あって、景気が落ち込んでいるとはいえ、世界一の消費大国の米国には如何なるグッズにおいてもたくさんの需要があります。
今の売り上げに満足でない、収益を大幅拡大したい・・・とお悩みの方はオプションの一つとして国外に販売網を構築することは悪くない選択肢かも知れませんね。
インターネットで販売するのであれば店舗を構え在庫を抱えて発生する経済的リスクは軽微です。 今後人口も減少し消費も低迷することが予測される国内市場だけに取引先を限定せず、幅広く販売網を構築することは将来への良い投資の一つであることは間違いないでしょう。
先日もこういうことがありました。
アメリカの高校時代の同級生K君からE-mailで「産後の妻が痩せるのに大変苦労している・・・。アスレチック・ジムや薬の力を借りずに簡単に痩せる方法は知らないか・・・?」と問い合わせがありました。
K君の細君はそもそもヨガやTea Ceremony(茶道)等、東洋の文化に大変興味を持っている人でしたが この時も 神秘的な東洋の処置法で痩せる方法を詮索していたのでした。
結局 私は彼女が日本料理の調理に大変興味を持っていることを知っていたことから”精進料理の調理法”が書かれた洋書を探し出して発送してあげたのでした。
そもそも彼女は肉食だったものの、これを機会に、菜食で2ヶ月過ごしたところ 何と30ポンド(約13.5Kg)も痩せて"楽に"元の体重に近づくことが出来たそうです・・・。
体重を落とすのに苦労している女性はアメリカでは少なくありません。 その為にダイエット産業は年間消費額が数兆円の規模なのです(この不景気に)。
需要があるから商品を売り込むことが可能な訳ですが、例えば 日本では流行が廃れて供給過多となっているものや 当たり前過ぎて斬新でないアイデアでも米国では飛ぶ様に売れることも珍しくありません。
(続きは本日最後のブログで)
私はアメリカに住んでいた頃、思いもかけないプロフェッション(職業)を生業に大金を稼ぐ人達を目の当たりにすることが多く、「良くそれで生活ができるな・・・」と関心することがありました。
そして10年間の日本の企業に勤めている時は、周囲が同じ様なライフスタイル/価値観の持ち主/会社員だったことから、時々アメリカのニュースで奇抜な職業/商売の紹介を見た時に「どうしてそれで生活がなりたつのだろう・・・?」と不思議に思ったものです。
例えば、Anger Management Consultant・・・なる職業で生活をしている方がおられるのですが、 この仕事はストレスのたまる社会において 人々が、短期的には怒りで誤った行動をとらない様に、中長期的には怒らない思考構造を形成することを手助けするのです。
日本人の感覚からすると、「怒りたいから怒る」のであって、それを根本的に解決するには「我慢する」しか無さそうですが、それではストレスがたまる一方故 アメリカ人はプロの指導を受けて「ストレスを貯めない精神構造」を作り上げて行くのです。
対象は「怒り」だけではありません。Procrastination(何でも後回しにして”いざ”となる時まで行動を取らない優柔不断な性格)、Lactation(授乳)、Clutter(部屋を散らかす人)、Somnipathy(睡眠障害)・・・等々 尽きぬ問題にそれぞれ専門家がいて そして利益をあげているのです(因に私も英文コピーライターでしてあまり日本では見かけぬ職業の様です・・・)。
どうもアメリカ人というのは日本人よりも権威や肩書きに弱い気がします。 そして どんな軽微な問題でもプロの見解を重要視し多大な金額を払って解決する傾向が強いです。
その為、やや短絡的ですが、悩みに対する解決策はお金になる・・・と言えるでしょう。
(続きは次のブログで)
本日は今 巷で密かなブームを呼んでいるFacebookが若し日本で普及したらどの様な影響をネット販売に与えるかについてお話致します。
その前に何故ゴールデンウィーク特別企画としたかについてお話します。 実に他愛の無いお話ですが、わたくしはブログを市場が動いている平日にしか書かないことにしております。 そして 昨日からゴールデンウィークに入ってしまいました。
しかししかし、よくよく考えてみますと今日は祝日でもなんでもない普通の日ではありませんか?・・・とさきほど気がついたのでした。
長い間自動車部品メーカにお世話になっていた間に祝日と平日がチャンポンになり、平日の日課が疎かになってしまいました・・・(涙)。
・・・という訳で、本日は今 話題のFacebookについて長いことお話することで 今朝の失態を挽回し、ゴールデンウィーク中はアメブロの運営をお休みさせて戴くことをここで公言したいと考えます。
それでは 本筋に戻ります。 ご存知の方は既にいらっしゃることでしょうが、軽くおさらいいたします。
Facebookとは、ハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグが立ち上げたアメリカのSNS(Mixiの様なもの)で現在、世界最大規模を誇っております。
何が凄いかと申し上げますと、そのアクセス数です。 世界一位のグーグルに肉薄する第2位のアクセス数を誇ります。
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そして全世界の殆どの国でアクセス数が一位か二位なんですね。 日本だけ二十八位と大きく出遅れています。
![海外で売れる英語ホームページ作成術-usage.jpeg](http://www.eibun-copywriter.com/blog/%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%81%A7%E5%A3%B2%E3%82%8C%E3%82%8B%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8%E4%BD%9C%E6%88%90%E8%A1%93-usage.jpeg)
以下はhttp://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/03/31/5 からお借りしてきた記事そのままです。 本当に良く出来ている記事だと思います。
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[海外情報]SEOmoz検索マーケティングのニュース&テクニック今回の記事は、Facebook広告に関するコンサルティングをSEOmozよりも数多く手がけているデビッド・クライン氏(DK氏)の協力を得たものだ。
クライン氏は、この間もFacebookのスタッフと言葉を交わし、より多くのオンラインマーケターたちがこの分野に安心して投資できるよう支援してきた。
僕がこれまで何回も言ってきたように、グーグル、ヤフー、Live Searchからもたらされるトラフィックは、高度にターゲット化されていて、ユーザーが自ら生み出したトラフィックであって、明確な目的や関心を持ち、簡単に追跡や数値化ができる。
これだけのマーケティング機会を提供してくれるプラットフォームなど、ほかにはまず存在しないが、Facebookは独特の機会を提供してくれる。
それを無視するとすれば、怠慢だと言われても仕方ないだろう。競合の激しい分野で新しいサイトが外部リンクをほとんど獲得していない場合、SEOの点で大きな困難が持ち上がる。時間はかかるが、定番のSEOのアドバイスに従い、良質のコンテンツを持ったアクセスしやすいページを作成する、外部リンクを獲得する、効果を測定し改善するといった取り組みを続ければ、成果を上げることも可能だ。
しかし、その間にサイトオーナーは何をしたらいいだろう?すぐ思いつく選択肢はキーワード広告だ。
有料検索でキーワードに入札すれば、検索結果に表示される自分の広告から、ある程度のトラフィックが得られるだろう。
これは実行可能な戦略だが、競合の激しい領域に参入したほとんどの人が認識しているように、キーワード広告への投資は、短期的にも成果を出すのが難しい場合がある。
利幅は薄く、利益は少なく、競争は激しい。そんなキーワード広告に代わって定番になってきたのが、ソーシャルメディアだ。この新天地には、新興の起業家、コンサルタント、会社、そしてもちろん詐欺師たちも殺到して、時間と資源、資金を投じている。
これに関する僕の一貫した考えは、ソーシャルメディアマーケティングへの投資はROIに至る明確な道筋を必要とする、あるいは少なくとも明確な目標と指標を必要とする、というものだった。
こうした必要条件を満たせるなら、何億ものユーザーを抱えるFacebookは、投資先として有望な候補になる。
出典:世界におけるソーシャルネットワーキングの軌跡こうした現象についてより詳しく知りたい場合は、マイクロソフトリサーチのダナ・ボイド氏による「ソーシャルメディアは定着した……次は何?」もお奨めする。
僕らはこれまで、Twitter、Digg、Reddit、StumbleUpon、Deliciousなどを対象とする戦略については何回も説明してきた。
だが、Facebook(そして特にその広告プラットフォーム)については、(ダニーやジェーンのすばらしい記事を除き)SEOmozでは少しばかり冷遇されてきた。でも、改めるべき時期が来たようだ。
Facebook広告は、従来の有料検索広告とは異なる。人々が検索する特定のキーワードに対して入札するのではなく、特定のユーザー層に対し入札をするんだ。このユーザー層選別技術はまだ初期段階だが、それでも特定の年齢層や性別のほか、ユーザーの通う学校や性的指向といったことまでも対象に、自分の広告をターゲット化することが可能だ。
こうした方向性における広告への戦略は開発が進められている最中で、有料検索分野に比べて、まだ広告主の競合がはるかに少ない。
キャンペーン構築プロセスにおいて、最初にFacebook広告のターゲット化プラットフォームを見てみよう。
これは潜在的な価値を具体的に示していると思う。なぜこの広告プラットフォームが強力なのか?Facebookの人口統計は、検索広告などの一般的なデータよりもはるかに精度が高い(年齢、性別、性的指向、交際ステータスなど)深く掘り下げたデータ。
マーケティング対象として特定企業の従業員を選択できるなど、そうした条件を望む広告主にとってすばらしいツールとなるはずユーザーがFacebookアカウントに記載しているキーワードの関連性は、本当に関心がある項目と非常に高い相関性がある「到達ユーザーの概数」(一番下の「Approximate reach」)により、ターゲットとする市場の規模について(たとえ広告を設置しなくても)すばらしい目安が得られるクライン氏はこれまで多くの組織や個人と関わってきた。
その一部はこうした戦略を利用して大いに成功してきたが、これを賢く利用しなかったために大金を無駄にした例もあった。
Facebookで何らかの実験をするつもりのある人たちに、クライン氏からのすばらしいアドバイスを紹介しておこう。
I. Facebook広告プラットフォームにすべてを投資するのは避けよう
Facebook広告が自分の製品に対し効果的でない可能性がある。
II. 出費を抑えてチェックを厳しく
トラフィック量とそれを獲得するためにかかる費用を見極めている間は、1日あたりの出費を低く抑えよう。
特に最初の週は、キャンペーンを注意深く見守ること(週末は、平日と大きく様子が変わるかもしれない)。
III. クリエイティブを工夫しろ
おそらく広告に支払う費用はせいぜい数十セントといったところだろうから、成果が出なかったとしても失うものはほとんどない。
これは、(2番目のアドバイスに従っている限り)あえて冒険してみるすばらしいチャンスだ。
IV. ユーザーの立場で考えること
自分の製品を購入してくれるであろう人たちのように考え、その人たちが人口統計上のどの区分に属するか考えよう。
もしトースターを販売しているなら、16歳の男性よりも20代後半から30代前半の女性の方が、買ってくれる可能性ははるかに高い。
V. 目を引く画像を使用しよう
Facebook広告が切り開いたすばらしい点は、画像を簡単に使用できることだ。広告に使用する権利を非常に安い価格で購入できる画像を見つけることが可能だ。
VI. もし効果がなかったとしても、諦めないこと
Facebook広告は急速に変化しているので、自分のアイデアが現時点で機能しなくても、1か月後に再チャレンジしてみよう。自分にぴったりの新しいツールが登場しているかもしれない。
僕の意見もいくつか挙げておこう。Facebookではクリエイティブが重要だ。
Facebookユーザーがクリックしてくれそうなタイプの広告を見つけるのも1つの手だが、ユーザーがクリックし、関心を持ち(あるいは購入して)、広めるのを助けてくれそうな広告を作成できたら、はるかにすばらしい成果が得られるだろう。
キーワードと勤務先を併用したターゲティングは、適切なキャンペーンのための強力なツールだと思われる。たとえば、僕がウェブスパムに関心を持っているグーグルの従業員にリーチしようと試みるなら……(^^)もし自然な注目とブランド化を必要としていて、Facebookの主要ユーザー層(若者)にアピールできるほど最先端の感じを出すつもりがあるのなら、これは強力なプラットフォームになると思う。
僕が高く評価しているのは、1日あたり数ドルで数千人に見てもらえるということだ。“何か実験してみよう”って気になるじゃないか。僕の予想では、このプラットフォームをリンクベイトに使用する方法を見つける人が出てくるんじゃないかな(「ブログ作成」のようなキーワードを使用していると考えてみよう。
リンケラティたちを直接ターゲットとしていることになる!)今回の記事で僕に協力してくれたクライン氏に多謝。いずれ成功したキャンペーンに関する興味深い事例が出てくることを期待している。読者のみんなにもし報告すべき経験があるなら、ぜひ聞かせてほしいな!
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑ここまで↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
・・・ということでポイントをかいつまんでご説明致しますと、
1.キーワード広告より精度の高いターゲット広告ができる。
2.広告主は今のところ少ない。
3.キーワード広告より安い値段で多くの人に広告ができる。
・・・この3点につきます。
自身はかねてから何時になればFacebookが日本で流行るのだろう? 流行ってくれればもっと楽にオンライン広告が出せて済むのに・・・と考えておりましたが 市場に普及すれば広告を出す業者にとっては良いところだらけです。
あの七面倒なPPC広告を出さずに済まなくて良くなりますし、あなたの商品が欲しい可能性があるターゲット層を選定さえすれば、(言い方は悪いですが、PPC広告が釣り針で一本釣りする様な微妙な [英語で言うanal retentiveな]言語感覚が必要なのに対し)勝手に網にお客様がかかってくれる様になるのです。
そしてそして、わたくしにとってもこれは大きな利点がございます。 実はFacebookの広告を出稿するにはデモグラフィー(人口統計学)の知識があれば有利なんですねぇ。 わたくし 大学で専攻致しましたのが実はデモグラフィーなんでございます。
就職活動の最中には、「そんな学位でどんな仕事が出来るのですか?」と鼻の先で笑われることが何度もございました(笑)が、まさかこの専門知識が役に立つとは思ってもおりませんでした(実は思ってました。 何時かはこういう時代が来ると・・・)。
・・・ということでFacebook、 これが日本で早く流行って欲しいなぁという思いからこの記事を掲載致しましたが、世界と取引をなさりたいあなた、 わたくしにご連絡下さい。
もはや欧米ではPPC広告なんて古くさいのです。 今はFacebookを使ったターゲット広告がアツいのですが、その使い方が良くわからない人々が多い日本で、デモグラフィーを活用して実際に販促に繋げることができるのはほぼ私だけだと言えます。
ご連絡お待ちしております。 あ、あと、ゴールデンウィーク中はブログを休止致しますので次回は6日にお目にかかることを大変楽しみにしております。