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清原選手の自伝を読んで再認識した「事前調査に基づいて継続して努力することの大切さ」

プロ野球選手となって暫くは希望と異なる西武ライオンズに入団したがそこで頑張って球団の黄金期を支え続けた清原選手。 10年越しで憧れの巨人に移ってからは故障がち、目立った活躍は無く 最後にはクビになって行き場を失った清原選手。 それでも晩年は故郷に錦を飾るべく 関西に戻って来たが 良いところを見せられずに終わった清原選手・・・。

阪神ファンの私
は、現役時代、特に彼に強い関心を持ってなかったのですが、PL学園の四番バッターとして華々しい成績をあげライオンズでも好成績をあげながらも、巨人移籍後は故障と格闘し続け 最後はぼろぼろになって引退した清原選手をリアルタイムで観て来たことから、彼が何を考えながら野球に携わって来たかずっと興味を持ってました。

そして先日たまたま本屋でこれを見つけました。 『出版されたら直ぐに読もう!』と決めてたので、早速読むことに!  



男道/清原 和博
¥1,470
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野球選手が書いた本は一部を除き、プロの作家の作品より どうしても見劣りがしますが 感情の推移が良く描写されており内容も充実しています。 清原ファンでないあなたも堪能できる素晴らしい出来です。


この本を読むことでプロの世界の厳しさと努力することの尊さを再認識しましたが、清原選手のエピソードよりも心に強く感じたことがありますのでそれについてふれます。


一番印象的だったこと、それはプロローグで仰木監督が清原選手をオリックス・バファローズに勧誘するくだりです。 仰木監督は近鉄バファローズを指揮し 野茂/阿波野/吉井・・・という超一流のピッチャーと共に打倒西武ライオンズで清原選手を苦しめ続けて来た人物です。

清原選手にとっては憎っき敵将であっても、傘下で共に戦うことなど想像も出来ない相手です。 その人物が巨人をクビになって行く場の無い清原選手を何度も熱心に自分のチームに勧誘するのです。

当時仰木監督は末期ガンの症状でした。 しかし清原選手はそのことを知りません。 最後には熱意にほだされて仰木監督と戦うべくオリックスに移籍することを同意するのですが、結局シーズンが始まる前に仰木監督は亡くなってしまいそれは実現しませんでした。

まさに魂を削って 清原選手を獲得することに尽力されたのですが その為に周到に事前準備を行ったことと目的を達成する為に決して諦めなかったその姿勢に自分は感動しました。

先述の様に 勧誘する前の清原選手と仰木監督は敵味方の仲で面識はあるものの決して親しい間柄では無かったのでした。 電話番号さえ知らなかったそうです。

関係者を通じ番号を入手し口説くこと数回(この程度は誰でもやりますね。)。 清原選手の家族/関係者に挨拶に行くこと数回(その時には手みやげとして清原選手が大好きなイモ焼酎を持って行ったりご家族への心付けも忘れなかったそうです)。 そして、清原選手と直接会ってお話する為に東京/関西間を往復すること複数回(何度もスレ違いで声を聞くことも出来ずに 東京に来てはトンボ帰りで関西に帰られたそうです。 末期ガンのご老人が・・・)。 最後には自分の想いを清原選手に電話で訴えることで移籍を実現させています。

「関西に戻って来い。 最後に生まれ故郷で一花咲かせろ。 オリックスがいややったら阪神でええんや・・・」と。 

清原選手はそれを聞いて移籍を決意したのでした。残念ながら仰木監督と共に戦えませんでしたが・・・。


私はこのエピソードを読んで 仰木監督が命を削りながら職務を遂行したことにも感動を覚えましたが、正しいステップを踏んで諦めずに努力を続ければ素晴らしい結果が伴うことがとても良い教訓に思えます。

これはセールス活動でも同じです。 思いつきでセールスレターを一通書いて それをアチコチにばらまくだけで飛ぶ様にモノが売れるなんてことはありえません。 

市場調査し→これはと思えるお客様に連絡を取る(セールスレターを書く、電話をかける、e-mailを書く等手段は問いません)→お客様の反応をうかがい →反応にそった対応をとる(これもセールスレターを書く・・・・等色々な手段があります。又ターゲットを変えることもあります)→モノが売れる確立があがる → 売り上げを伸ばす為に更に新しい商品で新しい顧客ターゲット層を開拓する・・・というステップを繰り返すことが売り上げを伸ばす為には必要です。

弊社では代行してセールスレターを作成するサービスをご提供しておりますが、上述のトライ&エラーの作業を必ず行います。 弊社が書いたレターを出せば あ~ら不思議 魔法の様に売り上げが短期間であがる・・・あなたも簡単に億万長者の仲間入りに・・・という代物ではありません(巷では良くそういうのを見かけますが、弊社のサービスはそういうええ加減なものではありません。 そして時間がかかっても諦めずに努力すれば確実に利益があがります)。 


断られても断られてもターゲットを変え、提供する商品を変え 売る為の努力を続けるから最終的には良い結果が伴うのですが、仰木監督が清原選手のことを諦めずに口説き落とした様に、貴社も諦めずに利益をあげる努力を続けてみませんか? その様に頑張る経営者様と一緒に頑張って行きたいと私は考えます。

 

 

 

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