セールスレターの反応をあげるコツ-地理、経済、文化的観点からレターの送付先を厳選すること
学生時代、私はデポール大学で地理学 を専攻しました。 「地理~? ハァ~?」 "What you gonna do with a degree in geography?" ・・・と就活中/合コンの席/初対面の人に自己紹介する時等に良く言われたものです。 そして その度に懸命に説明しては (相手)「ふ~ん・・・」 (一條心の声)[一生懸命説明したんだから、ふ~ん・・・は無いだろう! ふ~んは・・・(涙)] ・・・と 専攻を間違えたかなぁ?・・・と説明後に切ない気持ちになるのでした。 そしてこれは 今になっても訊かれ続けているのです・・・。 実際にこの学位を取って良かったか? 他の一般的な学部(経済、文学、商学、法律・・・等)よりはユニークな知識を身につけられたのでよかったのでは・・・と自己満足、いや、大変満足しております[一方で、折角 デボール大学のビジネススクールに入学したのだから それを続けてれば、 憧れのGS/MS等外資系金融機関に入社した先輩諸氏がたくさん居たのに 私も今頃は・・・という気持ちもありました、 いや 今もあります(涙)。]。 さて、その様に今まで自分はコンプレックスを持ち続けた地理学卒の肩書きですが、サラリーマン時代に仕事で活かせなかったその知識、今の仕事ではとても役に立っています。 セールスレターで良い効果を出す為には、”良く書かれていること”と同じ位”商品/サービスを欲しがるお客様にレターを発信すること”が重要です。 わかりやすい例に置き換えますと、寒い地域の人にクーラーを売るのは困難なので暖かい地域でTVコマーシャルを流したり、高級車を販売するには富裕層が住む地域で販売促進活動を行ったり(ランボルギーニの販売代理店は麻布にあります。 他にもありますが・・・)することです。 教材を販売する為には、家族構成を調べあげ、子供が沢山いる教育熱心な地域にセールス活動を行う方が過疎の地域でそれを行うより効果が高いことは言うまでもありません。 Demography(人口統計学)の活用とリサーチを行ったあとで、Prospect(お客様の候補)を厳選する方が 暗中模索の状態から下手な鉄砲も数打ちゃ当たる戦略でセールスレターをバラまくよりも劇的に反応があがります(そして費用/時間も大幅に低減できます)。 受験勉強でも同じですが、傾向に則り対策を取る方が成功する確立が飛躍的にあがりますよね?魚が群れていないところに釣り糸を垂らすより たくさん居るところに網を投げた方が捕獲数があがるのと同じです。 あなたもセールスレターを発信する前にお客様のことを研究し、効果を飛躍的にあげてみませんか?ご成功をお祈りしております。
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